キャンペーンや数値は変更の可能性があるので最新情報は各公式サイトでご確認ください。
クレジットカード決済で投信を積み立てるとポイントが貯まり、実質の手数料圧縮につながります。ただし「還元率」はカードのランクや対象ファンド、キャンペーンで変化します。本記事は主要ネット証券の最新公表情報をもとに、ベースの還元率/上乗せ条件/上限金額を整理し、選び方のコツをまとめました。(最終確認:2025年11月16日)
目次
1. 主要サービスの比較(ベース条件中心)
| 組み合わせ | ベース還元 | 主な上乗せ・注意点 |
|---|---|---|
| 楽天証券 × 楽天カード | 通常0.5%〜/ゴールド0.75%/プレミアム1.0%/ブラック2.0% | 代行手数料0.4%以上の対象ファンドで1〜2%に引上げ。対象銘柄は毎月更新。上限は月10万円が目安。 |
| SBI証券 × 三井住友カード/Olive | カード種別・利用条件に応じ最大3%(Vポイント) | 還元率はカードランクや月間利用金額連動で変動。公式LPで「最大3%」表記、三井住友カード側では「最大4%」案内の時期あり(カード条件差による)。最新条件を要確認。 |
| auカブコム証券 × au PAYカード | ベース最大1%(ゴールド)。 | 投資信託の月間保有残高に応じて最大年0.24%貯まる |
| マネックス証券 × マネックスカード | 基本最大1.1%(5万円まで1.1%の段階制) | 月10万円まで段階ポイント(5万円超は低減)。詳細レートは公式で明示。 |
| 松井証券 × JCB(オリジナルシリーズ) | 一般的に0.5%〜1.0%(カード種別依存) | 投信残高ポイントと併用で実質還元上振れ。開始時期以降は大型キャンペーン(例:最大7%や新規入会で高率還元)も実施。 |
2. 「数字だけで選ばない」3つの視点
- 恒常条件>キャンペーン:一時的な上乗せより、平時のベース還元が高い方が長期では効きます。楽天は対象ファンドで1%〜2%固定期間があり、毎月の対象リスト確認がコツ。
- カード条件の複雑さ:SBI×三井住友はカードランク・利用金額で還元が段階化。自分の月間利用額で実効還元を試算。
- ポイントの使いみち:Vポイント/楽天ポイント/Ponta/マネックスポイントは交換先・用途が異なります。再投資に回しやすいかも指標。
3. “実効還元率”の考え方(例)
例:月5万円×12か月=年60万円積立。
・楽天(対象ファンド1%):年6,000pt相当。
・SBI(あなたの条件で1.5%なら):年9,000pt相当。
・マネックス(段階で1.1%→0.6%想定):約6,000〜7,000pt相当。
※対象銘柄・段階条件・カード種別で上下。最新の公式条件を必ず確認。
4. よくある落とし穴
- 対象ファンドの限定:楽天は「代行手数料0.4%以上」など条件で高還元対象が決まるため、毎月の対象リストをチェック。
- カード側の改定・段階制:SBI×三井住友はカード利用金額連動で付与率が変わる時期・券種がある。
- 期間限定ブーストの見落とし:auカブコムは「auマネ活」加入やNISA併用で一時的に高率化。終了時期・対象上限に注意。
- キャンペーンの一発高率に偏る:松井×JCBは開始直後の大型施策が目を引くが、恒常ベース+残高ポイントでの安定運用も併せて検討。
5. 目的別の選び方
- 「放置で自動積立×対象ファンド1%〜2%」重視:楽天証券×楽天カード。対象リストでメインファンドが入るか確認。
- 「カード利用で高率狙い」重視:SBI証券×三井住友カード(Olive含む)。自身の利用金額で段階を試算。
- 「通信/携帯と連携で上乗せ」重視:auカブコム×au PAYカード(auマネ活プラン+)。
- 「ベース高×段階制」重視:マネックス証券×マネックスカード(5万円まで1.1%)。
- 「キャンペーン活用」重視:松井証券×JCB(開始特典や入会施策が大型の期あり)。
6. いますぐできるチェックリスト
- □ 積立上限(月10万円など)と対象銘柄を確認した
- □ カード種別・月間利用額で自分の段階還元を試算した
- □ 期間限定の上乗せ(携帯プラン連携・新規特典)を把握した
- □ ポイントの再投資しやすさ(充当/交換)を確認した
まとめ
クレカ積立は「ベース還元×対象ファンド×自分のカード条件」で実効が決まります。恒常条件を軸に、キャンペーンは上乗せとして活用するのが長期では有利。まずはメイン口座で自動積立を回しつつ、カード条件が合うならサブ口座でブースト、の二段構えが失敗しにくい設計です。
最終更新日:2025年11月16日